OUR STORY

梅雨や真夏、真冬など、外に出られず室内遊びが続く時、子ども達と何をして遊んだらよいのでしょう?

雨が続く梅雨や猛暑、寒波などで外に出られないと、子ども達はエネルギーを持て余します。体を動かす遊びをさせてあげたいけれど、室内をずっと走り回らせるわけにはいきません。

室内遊びといえば、絵本、お絵描き、折り紙などは定番。でも、そればかりじゃなく、もっと遊びに幅をもたせてあげたい。「室内でできる遊びには、他にどんなものがあるのだろう?どんなおもちゃがあるのだろう?」とおもちゃを探し始めました。

室内玩具はほとんどが手元遊びで、一人遊びということに気がついた。

この1年、たくさんの幼稚園や保育園を訪問させてもらいました。子どもたちに多様な体験をさせようと、園の中には、先生たちの工夫が溢れていました。遊びに使っているものを見せてもらうと、有名なものはもちろん、先生の手作りおもちゃなどたくさんの種類のおもちゃがありました。

園によって置いてあるおもちゃの量も種類もそれぞれでしたが、ブロック玩具は訪問した全ての園にありました。ある園を訪問した時、ちょうど年中クラスの子達がブロックで遊んでいました。

「今みんなで、ブロックで遊んでいるところです」

そう紹介してもらって室内に入り、しばらく子ども達の様子を見学させてもらいました。知らない人が入ってきて、一瞬どよめいた室内でしたが、すぐに子どもたちが、自分が作ったブロックの作品を見せに来ました。「車つくった」、「これお家」、「これは飛行機で、ここからビームが出る」。それぞれの力作を微笑ましく見せてもらいましたが、その時ふと、気がついたのです。

「あれ?“みんなで遊んでる”って言ったけど、みんなブロックを使っているだけで、それぞれ別々に遊んでるな。これってみんなで遊んでるって言うのかな」

そして、ブロック遊びはずっと手元で組み立てるばかりの「手元遊び」だということにも気がつきました。

創造力豊かに、体を使って遊べて、しかも集団遊びになる。そんな室内玩具を作ろう。

ブロックの組み立てやすさや創造性は魅力的です。でも、サイズが小さいため、手元だけの遊びになりがち。だったらサイズが大きな組み立てキットがあったらどうだろうか。少ないパーツで子どもが自分を包み込めるようなもの。一人で組み立てられなくもないけど、誰かの力を借りたくなるサイズ。組み立てはできるだけシンプルな構造のもの・・・。

そんな検討を重ねる中で、ふと、子どもの頃を思い出しました。そういえば、家にあった座布団やクッション、マットレスなどを組み合わせて、トンネルや秘密基地を作って遊んでいたことを。祖父の家には大量の座布団があって、それをたくさん繋げて、兄弟や親戚の子どもたちで遊んだことも。

「そうか、座布団みたいなボードを組み立てて遊べるキットだ!」

そうやって、面ファスナー(マジックテープ)で組み立てられるボードキットにたどり着きました。

3枚でトンネルに。6枚で家に。たくさんあれば迷路だって秘密基地だって作れちゃう。子どもたちの自由な発想で、子どもたちが“そこに入って遊ぶことができる”遊びの空間を組み立てられる。そんな玩具です。

組み立てるのが楽しくて、組み立て続ける子がいてもいい。組み立てられた空間でひたすら遊ぶ子がいてもいい。そこにルールやストーリーを作って、遊びを発明する子がいてもいい。

いろんな関わりの中で、人と協力して何かを作り上げることができる。そんな子どもたちが増えることが、この商品に込めた思いです。

FEATURES

保育園・幼稚園などで使うことを想定した商品への4つのこだわり

豊かな発想と共に、自然と体を動かし、集団遊びになるように。そして、安心・安全に遊べるように様々な工夫を凝らし、日本国内で少量製造しています。

  1. 子どもが素肌で触れても心地の良い柔らかい肌触りと、アレルギーなど敏感な子どもが触ることも想定した、ノーホルマリン加工の布を表面素材として使用。日本メーカーの特殊繊維です。縫製も日本国内で行っています。
  2. トンネルなどを組み立てられるようボード自体の重さではあまり曲がらない。ぶつかったり倒れたりしても痛くないよう手で曲げると簡単に湾曲する。そんな硬さに調整しています。自動車規格の適合素材で遅燃性。万が一、火がついてもダイオキシン等の有毒ガスが一切発生しない素材です。日本国内で発泡・加工しています。
  3. ボードにはファスナーが付いており、中身を抜いて、布のみを洗濯することが可能です。何かをこぼした際はもちろん、定期的に洗濯をし、清潔に保つことができます。また、縫い目がほつれた時なども、中身を出して、補修することができます。
  4. ボード状なので、ブロックのようにパーツは沢山なく、大きなサイズの割にかさばりません。ボードは重ねて面ファスナーのジョイントで止めてもらえれば、簡単に一まとまりにして収納することができます。余ったジョイントもボードに貼り付けて一緒に収納できます。

HOW TO PLAY

「はって、はがして、くみたてて」

OTHER USES

ただ遊ぶだけではなく、こんなことも期待できます。

OTHER USES 01

家具として使用する。

柔らかく、しっかりとしたクッションが入っているので、乳幼児のお座りやお昼寝用に敷きマットの代わりとして。遊びのスペースを分けるための衝立として。家具の一つとしての使用も考えられます。

OTHER USES 02

ワークショップ教材として利用する。

入園前や入園後の親子のワークショップ教材としての利用が考えられます。例えば、保護者と一緒にワッペンやぬいぐるみなど、面ファスナーで付くものを作れば、保護者の作ったものを園で子どもたちが遊ぶことで、親子の絆、園と保護者の関係づくりのきっかけになります。

OTHER USES 03

園の行事で利用する。

お遊戯会など園行事で、大道具や小道具としても利用が考えられます。例えば、ステージセットの土台として利用すれば、そこにパーツを貼り付けるだけで、一から製作せずとも、演目に合わせたセットをつくることができます。

子どもたちや先生たちの発想次第
で、使い方は無限大です。

利用者の声

〜遊びの様子〜

【5歳児クラス】

初めは、平面でのあそびが5グループくらいに分かれて行う姿が有りました。ジョイントを使ってつなぎ合わせるだけではなく、ボードにジョイントを貼りつけて顔にしたり窓にしたりする姿がありました。途中、立体を作ることができないか問いかけると試行錯誤する姿があり、1つコツを伝えると平面を立体にし始めていました。ボードが足りないと気付き、徐々に少人数のグループ同士が声を掛け合い、協力する輪が自然と大きくなっていっていました。最後は、保育者の声掛けにより、全員で一つの家を作ろうと決まり、みんなで協力し合いながら作ることができました。時間は30分程でたっぷり遊び、楽しむことができたかなと思います。

【4歳児クラス】

2種類のサイズがあることで、あそびの組立て方に工夫が見られ、子どもたちも楽しんでいました。マジックテープがしっかりとされ、あそびの中で組立てても崩れにくくてよかったです。しっかりとしている事で少し、力が必要だったかなと思います。

【異年齢(3,4,5歳)クラス】

異年齢児で使うときは、年上の子が年下の子のできない部分を補い、組立てができていたが、3歳児では、手の力がまだ弱い子になると、うまくマジックテープをはがすことができず、苦戦している様子が見られた。秘密基地のような物に友達と入り、狭いところで遊ぶのを好む姿が多く見られ、とても楽しんでいた。

【1歳児クラス】

三角トンネル、箱型トンネルは低月齢児も高月齢児も喜んでくぐり、何度も繰り返していました。初めての玩具に興味を持ち、遊ぶ前に紹介する時から待ちきれない気持ちが伝わってきていました。他にはマットに丸や接続するパーツをくっつけて、はがすだけの遊びの場を設けると、個々で熱心にする姿が見られ、それはそれで楽しめていました。1歳児1人だけの力ではがすのは難しく、保育士がマットを固定したり一緒になって引っ張るのが必要で、そうする事ではがせた!!とれた!!と満足しているようでした。

〜注意点〜

  • ジョイントをはがすのに力がいる為、力を入れてひっぱった時に、他児に当たりそうになる為、注意を促しました。
  • 大きいマットを持って歩くときに、前が見えるように持って行くよう促しました。
  • ボードがすべることがあったので、走らないことや、ボードの上にお友達が乗っている時はひっぱらない約束をして遊びました。